ポイント1(耐根対策)
建物の屋上には雨水等水の浸入を防ぐため「防水層」があり、その表面はコンクリートやモルタルで保護されています。
屋上に土壌を敷き植物を植えると、植物の生長に伴い根が土壌の中を広がっていき、また植物の根は非常に強いため、アスファルト防水、ウレタン防水などの防水層を根が突き抜けてしまい、防水層を突き破り漏水をしき起こす危険性があります。
例えば一般的な「アスファルト防水」では、目地や亀裂部分から根が侵入する可能性があります。
また、その他の防水でも完全ではないため長期安定して耐根機能が働く「耐根(防根)シート」や「耐根層」を設けることが重要です。
また、菜園や花壇のようによくスコップなどで土を掘り起こしたりする場合は、防水層を傷つけないようにあらかじめ硬質の板や厚手の不織布などで保護をしておく必要があります。
現在使用されている耐根シートには、大きく分けて不透水性と透水性があり、さらに物理的なものと化学的なものとがあります。
化学的なものとは、植物の根の伸長をコントロールする忌避材を使用したシートのことをいいます。
不透水性シートには防水層と同時に施工する一体型、防水施工後に耐根シートを接着する固定型のものがあります。
耐久性、安全性、連続一体性を考慮すると不透水性シートが推奨されているようです。
