【成功する屋上緑化。そのポイント】

ポイント3(排水・漏水対策)

近年都市部では、短時間に集中豪雨のような雨が降ることが多くなってきました。

屋上では排水口から建物外部へ水が流れる仕組みになっていますが、排水口や排水溝が枯れ草や土などでふさがれないように日々のメンテナンスが必要です。

降雨時に上手く排水されないと、庭園がプールのように水浸しになったり、居室まで水か流れ込むこともあります。

場合によっては漏水の原因となるため最大限の注意が必要です。

隣接する建物が高層ビルやマンションの場合、その壁に当たった雨や跳ね返り、さらに大量の水が屋上に降り注ぐケースもあります。

屋上緑化を依頼する場合には図面だけでは見えないトラブルの元が存在するため、施行業者には実際に屋上を見てもらい、プランニングを行うことが必要です。

漏水や雨水排水上の注意点としては、水勾配を1/100以上とり雨水を排出させる、ルーフドレンはメンテナンスのしやすいように設計し、またオーバーフロー管を設置するとより安全であることがあげられます。

また、大きな壁近くの屋上は短期間で大量に雨水が流れ込むことから壁面の雨水排水を考慮した排水計画を立てることはもとより、土壌層下部全面に排水性、保水性、通気性を持たせた板状保水排水パネルを設置するのも効果的です。